第180章

「そうだと思いますが、家には確か監視カメラがあったはずで、あの日のことが録画されているかもしれません」

前田南は眉をひそめながらそう言うと、望月琛の目が一瞬輝いた。

「本当か?その監視カメラを見せてくれないか?」

だが、期待が大きいほど、失望も大きい。

前田南が望月琛を監視カメラの設置場所へ案内すると、そこからはあの日の出来事がすべて映る位置にカメラが設置されていることがわかった。

望月琛はその監視カメラを取り外すよう指示したが、調べてみるとカメラはすでに破壊されていた。

望月琛は信じられないという表情で目を見開き、拳を強く握りしめた。

大塚雪見はやり方が徹底していて、この証拠...

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